「高円宮妃殿下御手植桜 園里黄桜」「市制施行60周年記念 平成26年4月15日」と表示する横150㎝、縦33㎝。材はカシの木。製作は表示板等を数多く手掛ける元市議篠塚勉さん(69、小山町)がボランティアで協力した。
場所は、弁天さんのしだれ桜(市指定天然記念物)と、平成13年春最初に枝変わりのソノサトキザクラが発見された普賢象(フゲンゾウ)の近く。
弁天さんの桜と梅を守る会の4人が穴を掘り、設置した。
牧会長(75、豊丘上町)は「宮さまの植えられた桜はと聞かれても分かるので、区を通じて市に要望を伝え、設置に至った。桜の周りを囲んで大事に管理したい」と話す。
久子さまは市花と緑のまちづくり事業20周年記念式典に出席するため先月来訪され、翌日、豊丘上町で植樹をされた。11年前には全日本花いっぱい須坂大会に出席され、竜ケ池で桜(カンヒザクラ)の記念植樹をされた。篠塚さんはその表示板も製作している。