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爆心地に咲くカンナ須坂へ~広島平和記念館の写真パネル譲渡(2017.07.08)

 須坂市はこのほど、広島平和記念資料館(広島県)に展示されていた、原爆投下から約1カ月後に広島の爆心地近くで撮影されたカンナの花の写真パネルを譲り受けた。

 カンナの花の栽培を通して各地で平和を伝える「カンナ・プロジェクト」に取り組んでいる橘凛保(りほ)さん(東京都)を通じてのもの。同プロジェクトは、仁礼町で園芸店を営んだ故田辺雅夫さんが最初に球根を提供するなど須坂市とつながりが深い。市は近く、パネルをメセナホールに展示して、平和学習などに役立てたいとしている。
 写真は焼け野原に咲く1輪のカンナを写したもの。パネルは縦2.7m、横1.6m。「『75年間は草木も生えない』といわれた広島で新しい芽が息吹きました。焼け跡によみがえった緑に人々は生きる勇気と希望をとりもどしました」との説明が添えられている。
 橘さんは2004年に同館を訪れて、カンナの写真を見たことをきっかけに同プロジェクトを始めることに。球根を探す中で田辺さんと出会い、無償提供を受けた。その後、活動が広がり、株分けした球根が全国各地で使われた。須坂市でも賛同した市民らが植えて育てている。
 同館改修に伴い、パネルが撤去されることになり、橘さんが関係者に保存を働きかけた。パネルは大きく、自身では保管できないことから、引き受け手を探していたところ、知人の三木正夫市長が応じた。
 橘さんは「多くの方の協力でパネルを残すことができた。なぜ爆心地にカンナが咲いたのか。写真を見た人が何かを感じ、思いを馳せて、平和を願う気持ちを持ち続けてもらえれば」と話した。
 三木市長は「写真から戦争の悲惨さを学び、平和について考えてもらえるようにしたい」と話した。

 

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