昨年は過去最高の年間17,566人の利用があり、同コースを管理する維持管理組合では、今年も昨年並みを見込んでいる。
同コースは1周2kmの芝生コースなどを備えている。高地で、起伏もあることから、心肺機能や筋力強化などを目的に、年々、利用者が増えている。昨年はことしの箱根駅伝に出場した大学20校のうち、優勝校を含む11校が同コースを利用したという。
2日は午前中から200人以上が訪れて、走り込みをするなどしていた。生徒5人を指導する国学院久我山高校(東京都)陸上部の山口茉莉コーチ(21)は「伝統で毎年利用している。秋に向けての持久力強化が目的。芝生で足に優しく、長い距離の上り坂と下り坂があるので、いいトレーニングになる。東京にこれだけのコースはない」と話していた。
今週末以降、大学の駅伝部の利用が増えるという。