市中央公民館で開いた、三木市長を講師とする同大学第7回公開必修講座「須坂市政の課題と対応」の冒頭、三木市長から認定書が手渡された。須坂人の認定は9人目となる。
須坂をまるごと学びの場とする同大学は平成23年度から始まった事業。「広報すざか」や「公民館だより」などに掲載された講座・講演会・イベントに参加するごとに記録手帳の「須坂人手形」にシールを貼付していくもので、同大学に登録した人は必修10講座をクリアした上で、各種の講座を受講し、回数を加算していく。
藤澤さんは平成27年2月7日の市民総合大学「村山神楽保存会獅子狂言上演」を皮切りにカウントをスタートさせ、29年9月3日の市民総合大学「地域学・地元学講座」まで、約2年7カ月で50回を達成した。
藤澤さんは取材に、「このような講座や運動など外に出ていろいろなことに参加してみようと決心し、65歳の誕生日の前日に1回目を受講した。途中参加できない時期もあり、50回は来年3月までにできればと思っていたので、早くできてホッとしている。講座を通じて須坂のいろいろなことが分かり、多くの方と知り合うことができた。50回は中間点、これからもどんどん学んでいきたい」と話していた。
同大学の登録者は現在135人。同センターでは「須坂を知り、須坂を誇りに思う須坂人がこれからも出てきてほしい。登録は随時受け付けているので、多くの皆さんに参加してほしい」と呼び掛けている。記録手帳は1冊300円で販売。美術館・博物館の入館料が割引になる特典もある。申し込み・問い合わせは同センター(中央公民館内)☎026-214-6086まで。