須坂新聞WEBサイト 【企業入社式】挑戦心や創造力で仕事を~変革や時代への対応求める
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●サンジョルディの日・世界本の日
日本書店組合連合会、日本カタロニア友好親善協会などが1986(昭和61)年に制定。スペイン・カタロニア地方には、この日に、守護聖人サン・ジョルディを祭り、女性は男性に本を、男性は女性に赤いバラを贈る風習があります。この日は「ドン・キホーテ」の作者セルバンテスの命日でもあるため、スペインでは「本の日」とされています。
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【企業入社式】挑戦心や創造力で仕事を~変革や時代への対応求める(2018.04.07)

 須高地区では2日を中心に入社式が行われた。

 国内で好景気が続く一方、米中貿易摩擦などの世界経済の不透明感もあり、県内経済にも影響を与える可能性がある。企業トップは「チャレンジ精神や創造力、感謝の心」などを求めた。新入社員は「地域のものづくりを引っ張り、地域に必要とされる人材になる」と決意した。
 オリオン機械(須坂市幸高町)は、グループ会社3社と合同で入社式を行った。オリオン機械は昨年より12人多い31人、オリオン精工12人、リオン熱学3人、オリオンシステム3人の計49人を採用した。オリオン機械によると同社は近年、毎年20人前後採用していたが、業績が堅調なことに加えて、学生の売り手市場における人材確保や、今後の事業展開、働き方改革を見据えて増やしたという。
 入社式で、太田哲郎社長は「日本は製造メーカーの元気が良く、自動車や電子部品産業の輸出などが経済をけん引している。今までは情報産業が世界をけん引してきたが、これからはものづくりに情報産業が結合する。AI(人工知能)や電気自動車などが普及すると、日本の強みがさらなる産業発展につながる」と述べた。
 新入社員に対して「オリオン機械としては、省エネ、環境負荷軽減など時代に合った製品製造や事業を進めている。また、海外展開をさらに進めていくことなどが柱。チャレンジ精神を持って。実現可能な目標を決めて努力して。やらされるのではなく、自分で決めて行動して」と呼びかけた。
 新入社員の永田隼大(としひろ)さん(24、須坂市境沢町)は「製品開発に関わりたい。自信を持って自分の作った製品だと言えるようになりたい」と話した。
 須坂創成高校卒業生で、在学中、オリオン機械で実習を行った上沢憲人(けんと)さん(18、須坂市塩川町)は「実習の時にNC旋盤で樹脂を削って組み立てたりしたのが、楽しく達成感があった。ものづくりが好きなので仕事が楽しみ。技能五輪全国大会に出場したい」と話した。
   ◇  ◇
 アスザックグループは、昨年より3人多い39人。ファインセラミックス製品など製造のアスザック(高山村駒場)に15人、フリーズドライ食品など製造のアスザックフーズ(須坂市米持町)に24人が入社した。アスザック本社での入社式で一人ずつ決意を示した。
 久保正直社長は、加速する技術革新や世の中の仕組みの変化に触れながら、同グループの製品やサービスが、人々の安全や生活に不可欠なものだとし「ずっと変わらずに必要とされていく」と強調。
 ただ、AI(人工知能)などによって「仕事のやり方は大きく変わっていく。大事なのは皆さんの創造力。あらゆることに好奇心を向け、創造力を働かせながら仕事に挑戦し、新しい時代の仕事のやり方を作ってほしい」と呼び掛けた。
 本紙の取材に、須坂創成高校創造工学科出身で、アスザックファインセラミックス事業部の田中勇誠さん(18、須坂市太子町)は「地域のものづくりを自分が引っ張っていく気持ちで頑張りたい。地域に必要とされる人材になって産業を支えていきたい」。
 アスザックフーズ営業部の青木優樹(ゆうな)さん(22、須坂市米持町)は県外の大学を卒業してUターン。「地元に貢献したい。周りとのコミュニケーションを大事にしながら、少しでも早く社会人として立派な大人になれるよう努力したい」と抱負を語った。
   ◇  ◇
 前田鉄工所(須坂市豊丘上町)は8人が入社した。昨年の12人に続いて積極的に新規採用し、技術系や営業系、事務系などバランスよく配属した。半谷(はんがい)雅典社長は辞令交付の際に新入社員全員と握手して熱い期待を寄せた。
 半谷社長は「我が社は創業112年の老舗の製造業。オイルショックなど幾つもの波を乗り越えてきたのはお客様の支持あってこそ。皆さんはそのことを肝に銘じてほしい。皆さんにはお客様への感謝。育ててくれた両親・家族への感謝、会社で働けることへの感謝を大切にしてほしい」と望んだ。
 続けて「元気よく出社し大きな声であいさつする、上司・先輩に積極的に質問する、失敗したら素直に謝る―の3点を心がけてほしい。働き方改革と盛んに言われているが、一番大事なのはやりがい改革。やりがいを見つけて集中する。元気、健康をモットーに、新しい価値を創造して社会に貢献する人材に成長して」と期待した。
 新入社員代表で山﨑哲士さん(23、東京都出身)は「一日も早く会社に利益をもたらす人材となり、社会に貢献する人間に成長したい」と決意発表した。
 4年制大学を卒業した酒井公耀(きみあき)さん(23、新潟市出身)は「ものづくりに熱心な社風に魅力を感じて志望した。営業部配属となるが、しっかり学んで実績を上げたい」、須坂創成高創造工学科を卒業した土屋優太さん(18、須坂市新町)は「鋳造に興味がある。早く慣れて一人前になりたい」と決意していた。
 須高地区の主な企業では鈴木(旭ケ丘工業団地)が13人、テクノエクセル(南横町)が6人を新規採用した。

 

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