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市立博物館改修、中核を提案~基本計画策定委が素案(2018.06.09)

 須坂市立博物館基本計画策定委員会(委員長・笹本正治県立歴史館長、委員15人)は6日、市防災活動センターで第6回を開いた。

 事務局が基本計画の素案を示し、市立博物館の機能分散化について「現市立博物館を改修して中核施設にする」と共に、「笠鉾会館ドリームホール」「旧小田切家住宅」「ふれあい館まゆぐら」に分散し、全体として須坂市立博物館を構築するとした。ほかの文化施設や史跡とも連携を図り「須坂市まるごと博物館」を目指す考え。
 素案は、既存文化施設への市立博物館の機能分散化などを提言した3月の中間報告に基づき、これまでの委員会論議や市の考えを踏まえて作成した。具体的な分散先の施設を初めて示した。
 素案では、各施設の展示内容や機能について現市立博物館は、主に須坂市域の原始・古代・中世及び自然に関する資料を展示する。中核施設として、各施設が有機的に機能するよう連絡調整を行う。
 市内の博物館関連施設や臥竜公園などの案内機能などを設けると共に、交流・休憩スペースやミュージアムショップも設置する。ほかの分散展示で不足している分野を企画展示で補う。収蔵庫には考古学関係の資料を保管する。発掘調査出土品の整理作業を行う。
 笠鉾会館(横町)は、中心市街地の中核施設とし、歴史的町並みの拠点博物館としての機能を持たせる。展示は主に須坂藩関係、笠鉾・祭り屋台、まちの人々の暮らしなど。
 旧小田切家住宅(春木町)は、製糸業で栄えた近代須坂の商家と市内に残る歴史的建造物について展示する。
 まゆぐら(東横町)は、主に養蚕・製糸関係の展示を行う。
 ほかに、文化財保存活用倉庫(穀町)は、現保管資料に加えて、考古学関係以外の博物館資料を保管する。
 素案に対して、出席した委員から大きな反対や変更を求める意見はなかった。一方で、学芸員など人材の育成、充実を求める声が相次いだ。
 素案は市報8月号に掲載するなどして、市民からも意見を募る。

 

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