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名馬「井上黒」の語り~大河ドラマ「平清盛」で注目(2012.02.19)

 蔵の町すざか昔を語る会(佐藤政世代表)は、須坂生まれの黒馬が平家の名馬として活躍する語り「名馬井上黒」を口演。NHKの大河ドラマ「平清盛」が放映される中、注目されている。

 「名馬井上黒」につては「平家物語」巻9「知章最後」に記述がある。語りでは、井上で生まれた黒馬が後白河法皇の御所に送られた。一目惚れした法皇は井上黒と名付け、自分の馬として大切に飼った。ある時法皇は「ここでは何の働きもできない」とふびんに思い平家に与え、平清盛の四男・知盛の名馬として戦場を駆けた。
 一の谷の合戦で源氏に追われた知盛はたった一騎になり逃げた。井上黒は走るだけでなく泳ぐのも得意。沖にあった平家の船にたどり着いた。船上は人であふれ馬の場所がない。やむなく陸に戻すことに。ある武将が「名馬が敵の物になる。殺しましょう」と進言。知盛は「私の命を助けてくれた。敵の物になっても構わん」と断固拒否。井上黒は船に向かっていななき、知盛に別れを告げた。陸に上がった井上黒は源氏の武将に発見されて、法皇の元に。法皇は泣いて喜び共に暮らしたという。
 文は小林一郎長野郷土史研究会会長。「名馬井上黒」は平成18年に完成、口演されている。同会は2カ月に1回、春木町の旧越家住宅(山丸一番館)で語りと紙芝居の定期口演を行っている。佐藤代表は「須坂の名馬が歴史の舞台で活躍した。地域の誇りとして語り継いでいきたい」と話している。佐藤代表☎026-245-0996。

 

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