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仁礼町の中島さん~障害者卓球の国際大会でメダル(2017.12.23)

 須坂市仁礼町の中島拓哉さん(30)が、このほどタイで開かれた障害者卓球の国際大会「タイオープン」の男子団体で銀メダル、同個人で銅メダルを獲得した。

 出場した個人戦の立位の部男子クラス9は9人が3ブロックで予選リーグと、各上位2人が決勝トーナメントを戦った。中島さんはタイ人選手と世界ランキング上位のオランダ人選手をともに3-0で破り、予選を1位で突破したが、決勝トーナメントの準決勝で中国人選手に2-3で惜しくも敗れた。
 中島さんは19歳のとき交通事故に遭い、その影響で高次脳機能障害と四肢まひがややある。卓球は中学から続けていて、事故後もリハビリの一環でラケットを握った。障害者では珍しいカット主戦型で戦う「カットマン」と呼ばれる選手だ。
 昨年は国際大会に2度出場し、個人や団体で銅メダルを獲得したが、今年は5月のスロベニア大会、6月のドイツ大会で思うような結果が残せず、3度目の挑戦でようやくメダルに手が届いた。
 国際大会で床に敷かれているコートマットの感覚をこれまで苦手としていたが、克服するために似たような設備のある長野市内の体育館で練習を重ねたり、須坂市内のスポーツ店で靴の中敷きをオーダーメードで作るなどし「安定感が増し、動きがよくなった」。手応えを感じてタイオープンに臨んだ。
 準決勝で敗れはしたが、「これまで国際大会を戦った中で一番長い試合だった」という1時間に及ぶ激闘を振り返り、「カットマンらしい試合がこれまでできていなかったが、この試合はしっかりできた。試合をしていて気持ちがよかった」。2人で組んで出場した団体戦も好調を維持し、2つ目のメダルも獲得した。
 世界ランキングは現在38位(12月時点)。目標に掲げる2020年の東京パラリンピック出場に向け、「来年は20番代、再来年までには15位以内にランキングを上げたい。今回の経験を生かし、好調を維持しながら来年に向けて頑張っていきたい」と話している。

 

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