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備蓄食材で炊き出し~マリアこども園が災害対策訓練(2018.09.29)

 7月の西日本豪雨、9月の北海道胆振東部地震など、各地で災害が発生しているのを受け、須坂市春木町の認定こども園マリアこども園(安藤誠園長)は25日、ガスボンベや大鍋などの炊き出しセットと非常食を使った災害対策訓練を行った。

 ライフラインが停止したことを想定し、調理員らがマカロニをゆで、レトルト食品のミートソースをからめてパスタを作った。園児と職員計160人に提供する一連の流れを全園あげて取り組んだ。 訓練では、同園の給食業務を受託しているミールケア(長野市)が開発した備蓄食材を使用した。ミートソースはアレルゲン26品目不使用。マカロニは米粉から作られたものを使った。 園児たちはブルーシートの上に座り、「水は少ししかないから大切に使おうね」と、先生から手渡された市販のウエットティッシュで手をふいた。「いただきます」の後、早速パスタを口にし「おいしい」と笑顔。おかわりの列もできた。 避難訓練は毎年行っているが、炊き出し訓練は初めて。大鍋でマカロニをゆでた後は、その残り湯でレトルト食品を温め、残ったお湯は生活用水として使用する―との共通認識も深めた。 備蓄したミネラルウオーター(12リットル5本)は十分だったというが、安藤園長は「実際には何が起こるか分からない。今回の訓練ではおおむね順調だったが、今後は毎年こうした訓練を行い、非常食を備えて一層、防災意識を高めていきたい」と話した。 また、ミールケア本社営業開発グループの関友樹さんは「温かい食事をおいしく食べることが、災害時のストレスを和らげる一つの条件だと思う。食物アレルギーを持つ子が、安心して皆と同じものを食べられることも重要。こうしたレトルト食品が非常食としてさらに注目されるようになれば」と話した。 この日はあいにくの雨模様で、訓練場所を園庭から玄関入口・園内の1階ホールに変更した。また、給食にはパスタの他、梨とさつま芋サラダ、ミネラルウオーターがついた。

 

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