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アサギマダラ坂田山に舞う(2018.10.13)

 須坂市坂田町、坂田山共生の森オオムラサキ飼育園(坂田神社東側)に隣接する畑に植えたフジバカマにアサギマダラの乱舞が見られた。

 坂田山共生の森を愛する会によると、今年は9月6日から見られ、9月25日のピーク時には40匹ほど。夏が戻ったような日差しの10月9日には7~8匹が飛んでいた。オオムラサキをはじめ身近でチョウが観察できる里山を目指し、同会は、園の草刈りなどで環境を整え、徐々に個体数を増やしたい考えだ。
 畑は約230平方メートルが2枚。上の畑に5~6年前に植えたフジバカマは高さ2mに達する。昨年から乱舞が見られるようになったという。今年はさらに下の畑に広げ、上の畑にも追加した。草丈は1mほど。花が枯れるまでチョウ(成虫)が蜜を吸いにやってくる。
 南方(沖縄方面)に移動するアサギマダラ(マダラチョウ科)は「渡りチョウ」と呼ばれる。南方系のチョウが北上し、本州の高原などで過ごし、新しい世代が南方に移動する際の休息地として各地に姿を見せるという。
 羽を広げると約10cmになる。白っぽい部分があさぎ色(緑色がかったうすい青色)に見えることから名付けられた。成虫(羽化後)の寿命が約4カ月と長く、体内に毒のある成分を持っているため鳥からは守られている。
 幼虫の食草はイケマやキジョランなどのガガイモ科の植物。成虫が蜜を吸うフジバカマを植えると、まちなかでも姿を見ることができる。
 チョウの観察会で講師を務める今井彰蝶の民俗館館長(須坂市本上町)は「風に乗り遠くまで飛ぶ、渡りをするのはなぜか。散歩の途中や自由研究などで考えるのもいい。力強い、元気な昆虫がいることやルートを知って近くで見ることから自然に対する理解が進めばいい」と話す。
 市内には下八町前山地籍(通称フジバカマ園)などにも多数飛来している。

 

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