昨年に続いての入賞。12月8日に東京都で表彰式が行われる。
同コンテストはオープンデータの公開や活用の促進などを目的に開いている。今回は全国から139作品の応募があった。
須坂市は、オープンデータで作ったウオーキングアプリなどを、同プロジェクトの一環の、スロージョギング教室やポールウオーキング教室などで使っている。
また、小学生に配布したタンパク質や糖質、脂質などバランスの良い食事を描いたランチョンマットのイラストを、オープンデータとして公開するなどした。
市政策推進課や健康づくり課、名古屋大学大学院安田・遠藤研究室などが協力して取り組んだ。
審査員から「オープンデータの公開、アプリ開発、それを活用したイベントも実施されており、完成度や実行性が高い」と評価された。
市政策推進課の若林久人さんは「オープンデータは難しいイメージがあるが、健康づくりと絡めることで市民に身近に感じてもらえるようになった。市役所全体でも、オープンデータの意識が少しずつ浸透してきたように思う」と話した。
同コンテストへの須坂市の応募は3年連続。昨年はオープンデータを活用して制作したアプリ「須坂市動物園宝探し」で入賞した。