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1868(明治元)年、戊辰戦争で会津藩の白虎隊が城下の飯盛山で自刃する。白虎隊とは官軍に対抗した会津藩がもつ、16歳から17歳までの少年で編成されていた軍。白虎隊の二番士中隊員が、城下の町に火の手が上がったのを、落城して城から火が出たものと勘違いし、16人の隊員全員が自刀し果ててしまう。
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「お地蔵さんが見ているぞ」須坂市井上町に設置(2019.05.18)

 長野地域不法投棄防止対策協議会(会長・長野地域振興局長)は13日、須坂市井上町に「ごみ無し地蔵」を設置した。

 ごみのポイ捨てがされにくくなる抑止効果を期待して上小地域から長野地域に設置が広がる木彫りのお地蔵さん。長野市中条五十里(いかり)地区に続いて長野管内2体目。合計では25体目。
 ポイ捨て防止のための「ごみ無し地蔵」の設置は、2003年に小県郡長和町で始まった。環境美化団体のメンバーが国道沿いのごみのポイ捨てを減らすため、町内在住のペンション経営者に木彫りのお地蔵さんの制作を依頼し、無償提供により設置したのが始まりとされる。
 その後、長和町役場が環境美化活動の一環として町内複数の不法投棄多発場所に設置した。町内計11。2013年以降、上田地域振興局管内(上田市5・東御市5・青木村2)に広がった。
 設置場所の地元自治会が周辺を清掃し、注視を浴びていることに加え、お地蔵さんが見ている場所ではごみのポイ捨てがされにくい効果があるとされる。
 設置は1.設置場所の土地所有者の了解が得られること 2.お地蔵さん制作者のご厚意に基づくため、受け入れ自治会はきちんと管理すること―が条件。
 隣接する長野振興局は、上小地域と連携して設置エリアの拡大に努め、市町村へ働きかけ、2018年度には長野市に、今回は須坂市に設置が広がった。
 長野地域不法投棄防止対策協議会は、長野地域振興局環境課と建設事務所、警察、市町村で構成する。
 須坂の設置について「穏やかな表情」を制作者にリクエストしたという。高さ約150cm。材は松の間伐材。
 場所は、市道十九ケ塙(つづがはな)1号線沿い。県天然記念物「井上の枕状溶岩」前の市道残地。
 市生活環境課は「点から線へ、線から面へと広がり、次世代に環境にやさしい市を引き継ぎたい」と話す。
 設置式まで事業を進めた井上町の前区長一色久雄さんによると、都市計画道路の全面供用開始に伴い、通過車両がスピードを増し、ごみのポイ捨てが目立ってきたという。警察に重点パトロールを依頼し、あの手この手でポイ捨て防止に努めるため、設置を決めた。「井上城址登山道が近くにあり、溶岩を見るためのベンチで休む人の目にも入る。市内に広がれば二重の効果が期待できる」と設置式であいさつした。
 長野振興局は「ごみ無し効果が上がり、不法投棄が減るよう期待している。効果とともにお地蔵さんを大切にして」と結んだ。

 

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