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先生がユニークな授業の可能性探る~上高井算数数学同好会(2019.08.03)

 小中学校の先生が学び合う上高井算数数学同好会(17人、谷村真由美会長=高山小)は先月30日、上高井教育会館で開いた夏季講演会に、元教員で日本数学史学会員、県和算研究会員の嶋田秀樹さん(須坂市田の神町)を講師に招き、シルエットパズル「タングラム」と詩の創作を融合させるユニークな授業の可能性を探った。

 タングラムとは、正方形から切り取った7個の三角形や四角形を組み合わせて、さまざまな形のシルエットを無数に創作できるパズルの一種。
 嶋田さんは昨年、タングラムを用いた絵画と詩・童話を融合させた新ジャンルを考案し、「パネル絵画と詩文集」を発刊。県内全小学校など400冊余を寄贈している。講演会ではタングラムの発祥や日本の歴史との関係、また学校・高齢者施設で同書を活用した事例などを紹介した。
 同好会の先生たちは、実際に7つの図形をはさみで切り抜き、タングラム遊びに挑戦した。タングラムは図形を重ねることはできないが、その他は特に決まりはない。並べては崩し、次第に手も止まった同好会世話係の鬼石喜明・高山中教頭は「想像力が試されますね。算数、数学に興味を持つ取っ掛かりになりそう」。悩んだ末に犬を作りあげた。
 「こたつの形が真っ先に思いついたので、結構すぐにできました」という日滝小の加藤光先生は“ある冬の日”と題して、こたつで鍋を囲むシルエットを作り『寒い日は 体寄せ合い はし寄せ合い』と文章をつけた。
 同好会長の谷村先生は「自分で実際にやってみると、とても楽しい。夏休み明け、さっそくできそうです」と話していた。
 嶋田さんは「違った視点で算数、数学を楽しむ機会に活用してもらえれば。いずれパネル絵画と詩のコンテストができたらいいですね」と話した。

 

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