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【須坂創成高】ブドウにLEDを照射すると?(2019.09.07)

 須坂創成高校は8月30日、発光ダイオード(LED)の光を当ててハウス栽培したブドウを収穫し、着色や糖度など品質への影響を調査した。

 生徒たちはLEDの光を当てずに育てたブドウと比べ、光を当てた方が「色が濃い」「甘い」と違いを感じていた。
 創造工学科が地元企業の倭技術研究所(須坂市北原町)と取り組んでいる共同研究。2、3年生の有志9人(2年3人、3年6人)がLEDの照射装置(青色2台、赤色1台)を作った。
 園芸農学科果樹科学コース(ブドウ班)の3年生4人とも連携し、7月中旬からハウス栽培の「ナガノパープル」で実証実験をスタート。ブドウ棚に装置をつり下げ、日の出前と日の入り後にそれぞれ3時間ずつ、房と葉に光を当てて栽培した。
 この日は、装置を設置した3カ所のうち、青色を照射した1カ所からブドウを収穫。同じ木で育った未照射のブドウと比較した。5房ずつを対象に、着色や糖度をはじめ、重さ、長さ、硬度、酸度を調べた。
 カラーチャートを使って着色を確かめた園芸農学科の山崎貴彦さんは「見た目ではそれほど違いを感じなかったが、しっかり調べたらライトを当てた方が全体的に色が濃かった」と話していた。
 糖度も照射して栽培したブドウの方が、やや数値が高い(甘い)傾向が見られ、試食した創造工学科の百瀬光さん(3年)は「ライトを当てた方が甘くて酸っぱさも感じなかった。思っていたより違いがはっきり分かった」と印象を語った。製作した装置については「問題なく動いた。実際に結果が出てうれしい」と喜んでいた。
 同校によると、残る2カ所についても同様に調査する。県工業技術総合センター食品技術部門(長野市)に依頼して「アントシアニン」や「GABA(ギャバ)」などの成分も分析し、結果をまとめる予定という。

 

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