道路一部の路肩崩落により大型車が通行できなくなったため、仮設の橋を架けて対応する。工事は20日までを予定している。
路肩が崩落したのは、山田牧場方面に向かう途中の雷滝よりやや手前のカーブ。道路を管理する県須坂建設事務所によると、崩落延長は約20mで、幅員5㍍のうち谷側の半分ほどが崩れた。
こうした被害の影響で、一時は全面通行止めとなり、10月18日夕方には普通車のみ通行可能になったが、大型車は不通の状況が続いていた。
今回、応急対策として設置する橋は全長24mで、幅員4mを確保する。早期の仮復旧を目指し、既製の仮橋を架ける。工事は八滝展望台上―雷滝下の間の約1kmを全面通行止めにして行う。期間中は村道鎌田入線を迂回(うかい)路(大型車は通行不可)にする。
10月31日、地元関係者に対して工事内容などを説明した同建設事務所は、崩落原因について「大雨の影響により(この場所に)雨水などが集中して崩落したのではないか」との見解を示した。
崩落箇所は2年前の10月に発生した台風による大雨でも路肩が崩れていた。本復旧工事については、現在計画中という。
なお、同路線の山田牧場―郡境(山ノ内町境)の区間は、路肩崩壊により全面通行止めが続いている。