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【東中】オンライン授業試行~生徒チャットで発言活発、利点と今後の課題を確認(2020.05.23)

 東中学校は15日、2年生の2クラスでオンライン授業を試行した。

 臨時休校が続く中での分散登校の合間を利用。この日は午前中に45分授業を4時限(技術家庭科、理科、社会、英語)行った。同校は教育機関向けに開発されたオンラインツールを使い、実践に向けて4月から準備を進めてきた。
 2年2組(27人)の第2時限、技術家庭科では布マスク作りに取り組んだ。北原大介先生がウェブカメラに向かい、材料を手にしながら手順を説明。その後、各自実習に入った。
 また第3時限の英語では、デジタル教科書を併用した。高橋有紀子先生が設問の解答を求める際、「指で答えの番号を教えて」と呼びかけると、生徒らはカメラに向かって数字を示した。
 理科では動画を見ながらカルメ焼きがなぜ膨らむのか、社会では須加尾隆先生がパソコンで作った資料と学習カードを使い、歴史の学習をした。
 授業後、北原先生は取材に「一斉に進行する対面授業と違って、事前に用意した動画や資料を生徒自ら確認しながら、それぞれのペースで実習できるメリットが感じられた」。また理科の下崎大吾先生は「問いかけに対しチャットなどで発言してくれるので、普段あまり目立たない生徒の反応を捉えることができた。授業内容によってはオンラインか対面か仕分けをする必要がある」と話した。
 さらに「生徒たちはICT(情報通信技術)に慣れているので、とてもリラックスしている様子だった。新たなコミュニケーションの可能性を感じる。画面越しの生徒への指導、安定した回線接続、オンライン授業に対する先生たちの継続的な研修は今後の課題になりそう」とする感想もあった。
 生徒らはこの日、自宅のパソコンやタブレット、スマホを使用。公私の区別をするため制服に着替えて臨んだ。インターネット環境がない生徒は午後登校し、授業を受けた。
 同校は5月中に全学年、全クラスでオンラインの接続試験を終える予定。島田浩幸校長は「五感を使うなどの授業はオンラインでは難しいかもしれないが、通常の授業で準備した内容であれば大差なくできそう。あらゆる場面を想定し、スムーズにオンライン対応できる態勢を整えていきたい」と話している。
 新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、児童生徒が登校できない状況下での学習支援、健康観察などについては、須高の各校がウェブ会議アプリや学習動画投稿などで方法を模索している。

 

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