3月末に閉園した、みさき公園(大阪)から無償で譲り受けた。今月11日に搬入された。
アライグマは、ともにオスの「ライ」(13歳以上)と「オト」(7歳)、メスの「マグ」(7歳)の計3匹がやって来た。飼育担当の笹井恵さんは「夜行性の動物だが、新入りの3匹は活発。日中でも動いている姿を見てもらえる」とPR。
元々飼育していたオスの「マーチ」(9歳)との関係も良好のようで、「マーチは一緒に暮らしていたメスが3月に死んでから、ぼーっとしていることが多かったが、行動的になった」と話す。
トカラヤギは、メス(3歳)1匹が仲間入り。今後、愛称を公募する予定だ。人間に慣れていて、耳や顎をもむようにしてなでると喜ぶという。
トカラ列島(鹿児島)原産の在来種で、体は小さいが身体能力の高さが特長。同園では以前にも飼育していたことがある。飼育担当の小林功さんは「触れ合い動物の仲間が増えた」と今後の活躍に期待。「繁殖も考えていきたい」と話す。
同園のヤギは、ミックスの3匹を合わせて計4匹となった。