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「木が守ってくれた」落雷倒木の東高で鎮魂の神事(2020.06.20)

 須坂東高校で11日、落雷が原因で先月26日に倒木したヒマラヤスギの鎮魂の神事があった。

 100年近く前に植えられ、同校のシンボル的存在だった2本のうちの1本。神事は奥田神社(須坂市常盤町)神職の勝山裕(ひろし)さんにより営まれ、正面玄関前の敷地内に残る切り株の前で、出席した教職員や生徒、同窓会関係者ら約20人が祈った。
 ヒマラヤスギは先月26日午後3時55分ごろ、落雷に遭って倒れた。この影響で正面玄関のガラス戸が割れたり、電柱も倒れたが、校内にいた生徒や教職員約140人にけがなどはなかった。
 落雷当時、校内にいたという生徒会長の岩崎真依さん(3年)は取材に、「まさか学校に雷が落ちるとは思わなかった。みんな無事で良かった。(ヒマラヤスギは)2本あってこそのシンボルだったので、片方が欠けてしまったのは悲しい」と答えた。
 鳥谷越(とりやこし)浩子校長は「(神事を終えて)一区切りがついた。子どもたちにとっても雷の怖さや災害に遭ったときの対応を考える機会になったと思う」と話した。
 同校のヒマラヤスギは、現在の場所に校舎が移転新築された2年後の1925(大正14)年に植えられた歴史がある。同校の歩みと共に長年生徒たちを見守ってきた伝統の大木だったが、今回の落雷により正面玄関に向かって右側の1本が倒れた。
 同窓会長の浅井洋子さんは「とてもショックで残念」としつつ、人的被害がなかったことで「同窓生たちからは『この木が身代わりになって守ってくれた』という声が上がっている」。残る1本については、生徒らの安全面を十分に考慮した上で「同窓生の思いとしては、これからも大切にしていってほしい」と願っていた。

 

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