須坂新聞WEBサイト 【須坂高りんどう祭】龍のうろこに願い込め~モニュメント制作
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【須坂高りんどう祭】龍のうろこに願い込め~モニュメント制作(2020.09.12)

 須坂高の文化祭「第66回りんどう祭」が3日、同校で開かれた。

 今年は新型コロナウイルスの影響でシンボルの巨大龍が校庭に姿を現すことはなかったが、代わりに生徒たちは龍制作に使用する予定だった「うろこ」を使ったモニュメントを制作。うろこには、文化祭に懸ける思いや新型コロナ早期終息など一人一人が願いを込めて書いたメッセージを貼り付けた。
 「龍を作ることはできなかったけど、全校で文化祭を盛り上げたい」「全力で文化祭を楽しむ」「コロナが早く収まりますように」「来年こそは密になれるりんどう祭を」
 モニュメントは1本のロープにクラスの人数分のうろこを並べ、それぞれの思いを込めたメッセージを貼った。教諭らの分も合わせた計20本を本来龍が建つはずだった校庭南側のネットの上から半円の放射状になるようにつるして飾った。
 新型コロナの影響で一般公開はなし。規模も縮小するなど例年とは異なる状況の中だったが、生徒たちは限られた時間の中で文化祭を楽しんだ。開祭式や音楽系部活動の発表は各教室でリモートで鑑賞。クラスごとにオリジナルの脚本で演じる伝統の寸劇は、上演こそできなかったが、出来上がっている脚本の審査などを行った。
 メインは同校伝統の「自由スピーチ」を復活させようと、閉祭式で「青春の主張」を実施。校庭に集まった全校生徒を前に、希望者がそれぞれの胸に秘めた思いを叫んで盛り上がった。
 従来通りではなかったが、祭長の米村康太君(3年、中野平中出身)は「主体となって動いてくれた2年生や受験がありながらもついてきてくれた3年生には感謝しかない」と文化祭ができたことをかみしめながら、「本当にたくさんの人が動いてくれたり自分たちが努力してきた結晶がこうして形になってよかった」と喜んだ。
 メッセージ入りのうろこは来年の巨大龍に引き継がれるという。米村君は来年は本来の文化祭ができることを願いながら、「3年生の思いも引き継いで、全校が一丸となって輝いてほしい」と後輩たちにエールを送った。

 

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