市職員など施設管理者が円滑に初動対応できるよう避難者受け付け記入用紙やビブス(「須坂市」表示ベスト)、消毒用アルコール、マスク、拡声器などをそろえた。
災害対応用ファーストキットBOXは、市が独自に作った。昨年10月の台風19号に対応し、避難場所・避難所運営を経験した職員の現場の声を受け、総務課が中身を固めた。
内容物は、他に非接触式温度計3個、フェイスガード6個、ランタン(灯火)、ビニールテープ、養生テープ、黒マジック、鉛筆、A3用紙、避難者カード、避難所運営マニュアル。
総務課は「昨年避難所を運営した経験を踏まえ、職員から意見要望が上がった。今年になって新型コロナ対応も必要となり、マスクや消毒用アルコールなども箱の中に入れた。国の交付金を使って予算化した」。
新たに購入した物品の設置費用は28カ所合計で132万円。7月22日の市議会臨時会で可決された。