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【小布施町】10月17、18日に演劇「水の甍(いらか)」上演~福島正則の治水工事を題材に(2020.09.26)

 町民有志でつくる小布施町文化事業活性化実行委員会は10月17、18日に計3回、小布施に眠る戦国武将・福島正則の治水工事を題材にした演劇「水の甍(いらか)~おねの育てた正則」を同町北斎ホールで開く。

 長野市のNPO法人劇空間夢幻工房を中心に住民参加の演者も含めて総勢58人が出演する。
 豊臣秀吉の妻おねが我が子のように育てた福島正則。秀吉の小姓として仕えた福島正則は加藤清正と共に戦で手柄を立てることを夢見る。やがて2人は賤ヶ岳(しずがたけ)の七本槍と称され、戦のたびに石高を増やす働きをするが、同時に多くの城普請を命じられる。「川を制するものは国を制す」と考えるようになった正則の生きざまを描いた。 
 同実行委員会と劇空間夢幻工房が組んだ演劇は3年目。過去2回は小布施総合公園で野外劇。ことしは初の屋内開催。いずれも小布施ゆかりの福島正則を顕彰する内容。
 13日に制作発表が行われ、実行委員会会長で岩松院住職の渡辺章宏さんらは「正則公は400年前の武将。今回は正則公の治水の功績をテーマにした。小布施は昨年、台風19号で千曲川が氾濫した。被害にあった地域の皆さんを元気づけるものになれば」と話した。
 脚本演出を手掛けた劇空間夢幻工房の青木由里さんは「名古屋城の堀川や広島城の太田川の治水事業を取り上げ、正則公が民を大切にしたエピソードを描いた。小布施にも松川の大夫千両堤がある。直接的ではないが、そこにつながるイメージで物語を描いた。先人が苦労を乗り越えて今がある。私たちも災害を乗り越えていきたい」と説明した。
 演題の「水の甍」は治水で田んぼがいっぱいでき、それが瓦屋根のように見える様子を想像したという。
 コロナ禍の演劇公演について、青木さんは「キャストに体調管理を義務付け、ずっと前からけいこに励んできた。本番もフェースシールド着用で踊る。舞台の中止もあり得ると思ったが、実行委員会の皆さんに支えられ、大変な時期にやらせてもらえるので、あと1カ月健康を守り切り、いい演劇を見せたい。人が生きる上で必要なものを舞台で表したい」と熱意を伝えた。
 13日は踊りのけいこも公開した。村人の長老の妻の役で出演する小布施町福原の栗が丘クリニック院長の荒井恵子さんは「今までは舞台を見ていた側。知人に勧められ、初舞台に挑戦する。正則公は自分が苦難な時期に村人の生活を第一に考えた。今につながる考えと思う」と話した。
 チケット前売り一般2,000円、高校生以下1,000円。当日券は500円増し。購入は岩松院やア・ラ・小布施、町立図書館。客席を定員の半分にするなど感染予防の対応を取る。
 舞台の最初と最後に正則公の霊廟(れいびょう)がある岩松院の檀家らが御詠歌合唱で出演する。開演前にシンガーソングライターで同演劇ゲスト演者の清水まなぶさんのライブを行う。企画広報のドリーム・コンシェル☎050-3786-2978。

 

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