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離山にチャレンジパーク完成~地元有志グループが一帯に整備(2020.10.24)

 須坂市豊丘地区の有志グループ「離山(はなれやま)を守る会」(坂田袈佐春会長、15人)が、竜の伝説がある同地区のシンボル「離山」一帯で整備を進めてきた「須坂市・チャレンジパーク離山&わんぱく広場」が完成、20日にオープンした。地区の魅力発信の核とし、市内外の多くの人たちに親しんでもらう公園を目指す。

 地区に伝わる竜の伝説(離山伝説)は、豊丘地域で暴れていた夫婦竜のうち雌は山を下りて臥竜山(471m)となり、雄は現在の離山(697m)となったとされている。離山は岩で起伏に富み、スリル満点な登山道もあり、頂上の展望台に立つと、善光寺平越しに鹿島槍ヶ岳を中心とした北アルプスが一望できる。
 そこで同会は2017年、離山を地域活性化に生かそうと結成。登山道に手すりを付けたり展望台にパノラマ写真パネルを設置するなど整備を進めてきた。また、昨年2月に麓に親子らに親しんでもらう目的で「わんぱく広場」を計画、準備してきた。
 同広場は周辺のスギ林を伐採して約2,000平方メートルを確保、会員がそれぞれ得意とする技術を駆使して10種類の遊具を作ってきた。遊具は立ち木の間に張ったワイヤを滑車で滑るターザンロープ、ケヤキの大木のツリーテラス、吊り橋、枝ブランコ、ピラミッドハウス、13mの滑り台など。事業には森林づくり県民税を活用した。
 広場作りには、地元の豊丘小学校の5年生児童10人が今年6月、建設中の遊具の完成度を高めるサポートを行った。ロープでできた網をよじ登る遊具では実際に登ってたるみ具合や強度を確認したり、切り株を跳び渡る遊具では実際に跳んで不安定な切り株に石を挟んで補強するなどの手伝いをした。同会ではロープやワイヤの張り具合を調整し、また遊具の人数制限なども決めた。
 子どもたちの参加は、今年2月に同会事務局の小林道男さんが離山一帯を案内し、竜の伝説を説明したことで興味を持ったのがきっかけという。
 オープン前の12日、5年生児童と同会有志は共に現地で看板を建てた。看板に描かれたイメージキャラクター「りゅうぽん」は、坂田瑠佳さんら児童5人がデザインした。坂田さんは「少しでもお役に立ちたいと提案した。カモシカやリンゴ、ブドウなど地域の特色も入れて、竜がかわいらしくなるようにした」と話した。
 また、広場作りに参加した山田直さん、丸谷柚葉さん、市川朔玖さん、滝沢捺央さんは「広場はずっと残るのでうれしい。たくさんの人に来てほしい」、担任の元山雄三教諭は「児童たちは自ら進んで広場をアピールするポスターを作り、市内まで歩いてスーパーや商店などに掲示してもらうようにお願いした。広場作りに関わることで、豊丘を好きになり、誇りに思ってもらえればうれしい」、須山均教頭は「子どもたちは遊具作りに関われて良かった。自分たちで考えて行動する、いい学習の機会となった」と話していた。
 同会の小林さんは「子どもたちは製作過程から参加し、実際に遊具を体験してもらうことで、子ども目線での改良や調整ができた。子どもの感覚で遊具の命名もしてもらった。自分たちの広場として、末永く大事にしてもらえたらうれしい。そして、ちょっと冒険的なチャレンジゾーンとして親子が一緒に楽しめ、たくましさと情操が育まれる場として、多くの人に利用していただけたら、豊丘地域の活性化につながると思う」と話す。

 

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