
須坂市を拠点にV2の3季目(Vリーグ5季目)を戦う長野GaRons(ガロンズ)は埼玉アザレアに0―3のストレートで敗れた。連勝を5に伸ばすことはできなかったが、通算6勝3敗(勝ち点18)で3位を維持した。
前回から3週間ぶりの試合となった長野ガロンズは、追う展開となった第1セットを落とすと、高瀬選手にボールを集めるなど第2セットは一進一退の攻防を繰り広げたが、中盤以降に相手の多彩な攻撃が決まり連取された。第3セットは中盤にブロックなどで許したリードを、高瀬選手を中心とした攻撃などで最後まで追いすがったが及ばなかった。
篠崎寛監督は「2020年最後の試合だったが、最後まで流れをつかむことができなかった。チームとして勝負ができるよう、もう一度やり直し」と悔やみながら、「年明け初戦はホームゲームになる。後半戦に向け、自分たちのやってきたことが試合で出せるよう頑張っていきたい」と先を見据えた。
V2男子はきょう9日からリーグ戦を再開する予定だったが、新型コロナ感染拡大を受け9、10日の試合の延期を決めた。16日以降の試合については未定だが、当初の予定通りだと長野ガロンズは16、17日に須坂市市民体育館で今季2戦目のホームゲームを開催。ヴィアティン三重、きんでんトリニティーブリッツと対戦する。