
今回の対象者は須高全体で722人。内訳は▽須坂市=536人(男性246人・女性290人)▽小布施町=127人(男性63人・女性64人)▽高山村=59人(男性27人・女性32人)。前年に比べて須坂市で17人減、小布施町で24人減、高山村で19人減、全体で60人減少している。
須坂市はコロナ禍に加え、例年の式典会場のメセナホールが1月から1年間の大規模改修工事に入り、密を防ぐ大規模会場の確保が困難なことから成人式は中止とした。その代わりとして、式のパンフレットや市長・教育長のメッセージを送付するほか、8月ごろに交流イベントを開催する計画という。
小布施町は延期として、新たな開催時期を秋~冬に想定。新成人には新成人の一言メッセージや担任・町長のメッセージを送付するほか、美容室や貸衣装のキャンセル料の一部を補填する準備も進めている。
高山村は、村公民館を会場に規模縮小で開催予定だった式典を延期する。今後については、県外在住者が連休を利用して帰省しやすい5月か8月ごろに開催したい考えだ。村担当者は「新成人の門出を何とかお祝いしたい」と話している。