
巣の中で父親と母親が交互にひなを抱くなどして育児中。2月下旬から3月下旬ごろには外に出てきて、来園者も観察できるようになる見通しだ。
オスの「タラ」(8歳)、メスの「ズーコ」(8歳)の子。昨年11月9日に産卵し、41日間の抱卵後、12月20日に卵からかえった。同園でひな誕生は6年ぶりという。
飼育担当の矢嶋里歩さんは「体重も順調に増え、体がしっかりしてきた。鳴き声が大きいので聞こえるときもある。巣の外に出てきたら元気に動き回る姿を見てもらいたい」と話している。同園のペンギンは現在、ひなを含め14羽。
また、昨年12月24日にはアカカンガルーにも赤ちゃんが誕生。同日、母親「いと」のおなかの袋から顔を出している姿を飼育員が確認した。
飼育担当の小林哲也さんは「赤ちゃんはお母さんに似て人懐こい。袋から出てくる回数も増えてきている」と話している。同園のカンガルーは現在、赤ちゃんを含め6匹。