
須坂市を拠点にV2の3季目(Vリーグ5季目)を戦う長野GaRons(ガロンズ)は埼玉アザレアに1―3で敗れた。4連敗で通算6勝6敗。前週から順位を二つ下げ6位に後退した。
序盤から一進一退の攻防となった第1セットは中盤に高瀬、福池選手を中心とした攻撃で得点を重ね、14―10から点の取り合いを制し先取した。第2セットは立ち上がりに酒井、高瀬選手の攻撃などで点差を広げたが、速攻やブロック、サービスエースなどで逆転を許すと、最後は連続バックアタックを決められ奪い返された。
第3セットは5連続失点などで許したリードを中盤に2点差まで追い上げる粘りを見せたが、終盤の連続失点で再び引き離され連取されると、第4セットは中盤まで点の取り合いになったが、12―12からの8連続失点が響き、セットカウント1―3で敗れた。
篠崎寛監督は「スタートは良い形で進めることができたが、第2セットの勝負所でミスが出ると、全体に悪い流れになってしまった。何とか修正を試みたが、細かいミスが出て、得点につなげることができなかった」と悔やんだ。
次戦の13、14日は今季のホーム最終戦となる。篠崎監督は「有観客で行う予定なので、ファンの皆さまに良いプレーをお見せできるように頑張りたい」と話している。