入賞(8位以内)は初で、これまで最高だった第5回大会(2009年)と第14回大会(18年)の12位を大きく更新した。
大会は同競技場発着の4区間6.1㎞(1区1.6㎞、2~4区各1.5㎞)で43チームが健脚を競った。
選手選考を兼ねた3月28日の記録会で上位に入った男女各2人で挑んだ須坂市は一番長い距離の1区を町田紗希さん(日野小6年)が粘り強く走り、6分26秒の23位でたすきをつなぐと、2区の山岸大智君(同6年)が14人をごぼう抜きする5分3秒の快走で順位を9位に押し上げた。
3区の西原彩寧さん(日滝小6年)は記録会のときのタイムを30秒以上縮める5分53秒で9位を維持すると、4区の小林礼旺君(小山小6年)が5分25秒の力走で入賞圏内の8位に順位を上げ、ゴールした。
井上正見監督は過去に実力のある選手がそろっていて入賞を狙えるチャンスがあったことを振り返りながら、「なかなか届かなかった8位入賞にやっと届いた。北信でトップ。長野市(12位)にも勝てた」と大喜び。
「(疲れの出る後半の)トラックに入ってから粘って、全員が抜かれずに最後まで踏ん張ってくれた。昨年から実力のあった県レベルの男子2人に加え、女子の2人も想像以上に頑張り、全員が実力以上の力を発揮してくれてうれしかった」と選手たちをたたえた。