須坂新聞WEBサイト 【小布施町】新たな地域スポーツ構築へ「未来会議」設立
須坂新聞
今日は何の日
6月14日(月)
●日記の日
1942(昭和17)年、ユダヤ人の少女アンネ・フランクによって「アンネの日記」が書き始められました。
求人情報
須高管内の求人情報
長野労働局や須坂市産業連携開発課の情報はこちらから
フォトサービス
須坂新聞
ニュースヘッドライン
【小布施町】新たな地域スポーツ構築へ「未来会議」設立(2021.05.29)

 少子化に伴う中学部活動の休部や廃部、教員の働き方改革など、さまざまな課題を背景に、須高地区の学校、地域のスポーツ事情は大きく変わろうとしている。

 そうした環境の中、小布施町教育委員会は18日、新たな地域スポーツの将来像を構築する「OBUSEスポーツ未来会議」を設立した。会議では学校関係者や、高齢化による会員減少に直面している体育協会などを含む各団体が、今後2年間にわたり話し合いを重ね、2023(令和5)年度には新たな地域スポーツ体制に移行したい考えだ。
 小布施中学校では今年3月にサッカー部が廃部、昨年3月も美術部と技術部が統合するなど部活動の廃部が続いている。町少年硬式野球連盟は2019年に解散。町スポーツ少年団の指導者からは入団年齢引き下げの要望もある(現在は小学3年以上)。それらの環境から子どもたちの運動能力の低下、運動不足が懸念されている。
 教員の働き方改革を推進する文部科学省は「部活動が教員の長時間勤務の要因の一つ」として、部活動を段階的に地域に移行することを推進。また、同省は中学校体育連盟主催の大会開催の見直しも進めている。
 その一方、地域スポーツの受け皿の一つとされる体育協会では会員の減少・高齢化、役員のなり手不足などを抱えている。町社会教育関係団体として認定されている約40のスポーツクラブは趣味的な志向が強く、部活動の受け皿としては難しい面があるという。
 同未来会議はこれらの課題に関わる関係者が一堂に会して、一つ一つ解決していくことを目指す。初回の18日は体育協会役員、部活動外部指導者、スポーツ少年団役員、小・中学校長、保育園・幼稚園長など約20人が参加。事務局の町教委から現状の報告や説明などが行われた。
 参加者からは中学校部活動や体育協会などのくわしい実情を知りたいとの声があり、次回の6月23日にはそれらの情報を提供しながら話し合いを進める。今後は▽中学校部活動改革▽地域スポーツクラブ▽ACP(アクティブ・チャイルド・プログラム)―の3専門部会ごとに話し合いを進める予定だ。
 同教委生涯学習係長の高野伸一さんは「少子高齢化に対応して早急に学校部活動指導者の確保、関係団体の協力体制の確立、地域スポーツクラブの創設などが求められる。会議では最終の理想の姿を描き、その実現のためにどうすべきか、皆さんと知恵を出し合っていきたい」と話す。 

 

TOPへもどる