須坂新聞WEBサイト 市民公開討論会「第2回すざかいぎ」テーマ別に3市町村長と意見交換
須坂新聞
今日は何の日
10月26日(火)
●サーカスの日
1871(明治4)年、東京・九段でフランスの「スリエサーカス」による日本初のサーカス興業が行なわれました。
求人情報
須高管内の求人情報
長野労働局や須坂市産業連携開発課の情報はこちらから
フォトサービス
須坂新聞
ニュースヘッドライン
市民公開討論会「第2回すざかいぎ」テーマ別に3市町村長と意見交換(2021.10.02)

 市民公開討論会「第2回すざかいぎ」(須坂青年会議所主催、9月20日、須坂市シルキーホール)の後半をご紹介します。

  討論テーマ2「移住促進と空き家問題」では、副理事長でコーディネーターの宮沢智史さんがコロナ禍で進むIターン、Uターンなどの地方移住に対し、空き家のマッチングをすれば須高地域の人口増加や活性化につながっていくと須高3市町村の取り組みや現状、展望を尋ねた。
 内山信行村長は「専門家を招いて空き家解消に向けた会議をしている。移住希望者が田舎に抱くものは、自然の豊かさ、人の良さなどいろいろだが、仕事の場所がない、店や学校まで遠いなどの声を聞く。その点を十分ご理解いただくことが重要だ。耕作放棄地が課題の果樹産業でマッチングを図り、田舎暮らしが楽しめるよう取り組みたい」。
 桜井昌季町長は「新しい住宅ができる一方で空き家問題が存在する。空き家はあるが、貸し物件として出てこないのは、知らない人が住むことに抵抗感があるからか。働き場の問題もある」。
 三木正夫市長は「生まれ育った所に誇りを持っていることが大事だ。人口減の中でも持続する地域の観点が大事だ。須坂市は子育て世代をはじめ転入が多い。子育てしやすいまちだと思っている」。
 ウェブ視聴者からは「国の政策にとどまらない3地域の知恵と特長を出して現状を改善し、子供を産み育てるなら須高だと行政担当者がリーダーシップを発揮して、深く関わってほしい」と要望が寄せられた。
 須坂高校生は「相森中通学区は著しく人口が減っているように感じる。昔は人が多く、家が多かったが、空き家が増えてしまうと考える。旭ケ丘と豊洲の在り方は」と市の考え方を質問した。
 三木市長は「旭ケ丘団地と北相之島団地が造成され子供が多かったが、高齢社会を迎えて人口が減っている。市営住宅は改修を計画する所があり、空き家対策をしていく。空き家対策をして高齢化後の地域活性化などを支援していく」。
 会場の男性(移住した市民)は「インター周辺開発は移住問題にも関わる。観光などで人を呼び込む狙いで語られるが、ここに住みたいと思える須高地域をつくることが一番大事だ。産業活性化の意味の開発も大事だが、須坂に住みたい、そういう開発を望む。私は移住してよかったと思っている」と述べた。
 三木市長は「ここに住む人にプラス、北信にプラスが一番だ」と応じた。
 討論テーマ3「政治参加と地方自治」で宮沢コーディネーターはどうすれば若者や女性の政治参画が実現できるかを尋ねた。
 地区代表として地区の声を届ける従来型の議員像が、インターネットやSNSの普及とともに変化している。持続可能なまちづくりや地方議会には若手や女性の登場が不可欠(コーディネーター)とした。
 三木市長は「若い人や一般の人が政治参加をどう考えているか正直分からない。市民や団体から聞くことを続けているが、直接意見交換する場が大事ではないか。投票率を上げるためには、小中高生の時から政治の大切さを体験し、親に大切さを訴えていくことが大事だ。女性にはぜひ立候補してほしい」。
 桜井町長は「若者の政治離れは確かにあると思うが、町政に関心を持ってくれる若い人も大勢いる。生活できる額に議員報酬を引き上げるか、昼間仕事をし夜に議会を開くか、引き下げて日当にするかなどさまざまな意見がある。町議会政策アシスター会議があり、その中から政治参加してほしいとも思う」。
 内山村長は「今討論会のように目にし、耳に入ることが政治意識を高めることにつながる。こういうまちにしたいとの思いが、地方自治に関心を持つきっかけになる」。
 須坂高校生は「市議会を見学する機会があれば関心が高まる。子供たちに議会を公開することが大事ではないか」。長野市60代男性は「すざかいぎは回を重ねていってほしい。意見を伝えることでいつかは変わっていくと体験から思う。3市町村連携で観光を考えてほしい。まずは来ていただくことだ」。
 須坂商工会議所青年部の竹内智義会長は「政治というと難しいが地域経済や観光などを集約したものが政治ではないか。森上小児童のSDGsの学習に関わっているが、違う視点から政治に関心を持つことが大事だ」。
 内山村長は「中学生議会をやっているが、コロナ禍の昨年は実施しなかった。それに代わる形で村長と語る会を学校で開いた。即政治参加につながるかは分からないが、いろんな機会をつくることが大事だと思う」。
 三木市長は「高校生と意見交換できるとありがたい。女性とも地域づくりをしたい」。
 桜井町長は締めくくりで「須高には生かせるネタが山ほどある。さらに磨いていい関係を築きたい」。
 内山村長は「夕暮れの高山村を見た時、高山村は国のまほろばだとつくづく思う。3市町村でますますいい地域になるよう協力してつくっていきたい」。
 宮沢さんは「語り尽くせないが、須高の未来を考えるきっかけになれば幸いだ」と締めくくった。

 

TOPへもどる