須坂新聞WEBサイト 【須高の観光地】緊急事態宣言解除後初の週末
須坂新聞
今日は何の日
10月27日(水)
●読書の日
「読書週間」の1日目の日。
求人情報
須高管内の求人情報
長野労働局や須坂市産業連携開発課の情報はこちらから
フォトサービス
須坂新聞
ニュースヘッドライン
【須高の観光地】緊急事態宣言解除後初の週末(2021.10.09)

 新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が全国的に解除となり、初の週末となった10月2・3日、須高地区の観光スポットは多くの県外客らでにぎわった。

 ワクチン接種が進み、コロナの感染状況も落ち着きつつある中、来訪者は「久しぶりに安心して旅が楽しめた」と喜び、受け入れる店は「活気が少し戻ってきた。このままコロナが収束してほしい」と切に願っていた。
 2日正午過ぎ、小布施町の北斎館周辺で取材した。愛知県から家族で訪れた30代夫婦は「栗おこわとモンブランを食べに来た。昨年来られなかったが、緊急事態が解除されて安心。小布施は自然がきれいで、落ち着いた町並みが好き」。千葉県から友人と訪れた20代女性は「新幹線で来ました。小布施は栗だけでなく、そばやおやきもおいしい。北斎館に入れて良かった。感染対策をしながら楽しみたい」と喜んでいた。
 北斎館前通りの土産店店主は「緊急事態が解除されて人出が少し戻ってきた。9月はほとんどなかったバスが来るようになった。売り上げはコロナ以前の2~3割。マスコミは飲食店だけでなく、土産店の苦境も伝えてほしい」。別の土産店店主は「10月に入り、家族連れを中心に人出が少し増えてきた。以前は遠慮気味だった県外客も『東京から来た』と言える雰囲気になった。感染がこのまま抑えられ、新しいGo Toキャンペーンに期待したい」と話した。
 栃木県のバス会社運転手は「今年は例年の1割程度の売り上げ。小布施方面は通常年3~4本出るが、今年は初めて。緊急事態の解除はありがたく、このまま継続してほしい」と願っていた。
 北斎館は「土日の入館者は計約800人でGo Toキャンペーンのあった昨年同時期とほぼ同じ。全面解除となり、人々の動きが活発になったと思う。トップシーズンのこれからはさらに人が増えると思われる」。髙井鴻山記念館は「土日は1週間前の4割増しの212人が入館。10月は関東や北陸方面などからの来館者が着実に増えている。このまま続けばいいが、第6波が心配」と警戒する。
 3日午後4時ごろ、小布施スマートインター周辺の駐車場では多数の首都圏ナンバーのほか、名古屋・岐阜などの中京圏、神戸などの関西圏ナンバーを確認、インター入り口には帰路につく車列ができ、農産物直売所は信州の果実を求める人たちでにぎわっていた。
 須坂市仁礼町の仙仁温泉岩の湯は満室状態が続き、金井辰巳社長は「昨年来のコロナ禍では途中観光されず、旅館に直行してゆっくりされるお客さまが多かった。緊急事態が解除されて、行き帰りの観光を楽しめるようになった。本来の姿に戻ったといえる。コロナがこのまま収まるとは限らないし、新たな感染が広がるかもしれない。私たちは万全な対策をしていきたい」と引き締めていた。
 須坂市観光協会では「土日は高畑の観光園や田中本家博物館のイベントなどがにぎわっていた」と話した。
 高山村にも観光客が戻ってきた。関係者からは「特に日曜日はコロナ前に戻った印象」「紅葉のハイシーズンを迎え、10月の宿泊予約は徐々に埋まってきている」といった声が聞かれる。
 信州高山村観光協会は「感染第6波は気掛かりだが、ここから途切れずに、雪のシーズンまでつながってほしい」と願っている。

 

TOPへもどる