
今後、検討委員会を立ち上げ、本年度内に基本計画案を策定する予定。早ければ2023年度から施設の設計に着手。村の新たな文化交流施設を目指す。
村公民館は1979年4月に開館。過去にも「文化交流ホール」「図書館」「交流スペース」などを備えた複合施設の新設も検討したが、コスト面などから断念していた。
村教委によると、村民から「生涯学習などの新しい拠点を整備してほしい」などと求める声があり、既存施設を有効活用する公民館の改修を計画した。
機械設備の更新や断熱、採光の向上など老朽化する公民館の機能充実や長寿命化を図る。現在、講堂や図書室の利便性向上を基本にした文化交流施設の整備検討案の作成を進めているという。
山岸深志教育長は、15日の本紙取材に「村民の皆さんの意見も聞いて、より良い施設ができるように進めていきたい」と話した。
なお、村議会6月定例会一般質問では、黒岩清道議員が「公民館の今後」について質問した。