須坂市に拠点を置く長野ガロンズは警視庁フォートファイターズをフルセットの末、3―2で下したが、千葉ZELVAには2―3で惜敗した。通算2勝2敗。順位は6位。
　11日の警視庁戦は第1セットを25―16で先取したが、第2、第3セットは相手の堅守と多彩な攻撃で流れを奪われ21―25、23―25で連取された。第4セットをジュースの末、26―24で奪い返すと、第5セットは互いに点を取り合う一進一退の展開の中、幅広く得点を重ね15―13で制した。
　12日の千葉戦は第1セットからジュースにもつれ込み、最後は奥原のスパイクが決まり29―27で先取。第2セットは24―26で落としたが、第3セットは25―21で奪った。しかし第4セットを25―27で落とすと、第5セットは相手のブロックやサービスエースで突き放され10―15で敗れた。
　次戦は12月2、3日、須坂市市民体育館で今季初のホーム戦に臨む。2日は奈良ドリーマーズ、３日は大同特殊鋼レッドスターと対戦する。
　篠崎監督の話　（警視庁戦は）厳しい状況の中でチームとして戦うことを第一に、受け身にならず積極的に戦えた。（千葉戦は）千葉の高いブロックに対応が取れず競り負けた形。勝負どころで気持ちを強く持つことをさらに意識してホームゲームに向かいたい。