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【小布施町】木質バイオマス活用の実証開始(2023.12.02)

 小布施町は、暖房や給湯など熱エネルギー使用による温室効果ガス削減に向け、農地からの剪てい枝や山林など地域の木質資源を燃料として活用することを検討している。

 その一環で本年度、町営「おぶせフラワーセンター」(押羽)で、専用ボイラーを活用した温水循環暖房の実証をスタート。11月24日には「須高地域で考える木質バイオマス熱利用のあり方勉強会」を開いた。有識者による講演や、実証現場の見学などを通して、山林資源が豊富な近隣地域同士の連携、取り組みの普及などについて考えた。関係者ら約30人が参加した。
 町は2022年度に環境グランドデザインを策定。今回の実証は目標達成に向けた取り組みの一つで、フラワーセンターに複数あるハウス内を温水循環暖房するため、木材を粉砕したチップをA重油の代替燃料として活用する。チッパー、専用ボイラー、燃料サイロ、蓄熱槽はレンタル。バックアップ用に既存ボイラーと併用している。県「地域発元気づくり支援金」の助成を受ける。実証スケジュールは3年間。
 見学会では、丸太からのチップ製造やボイラー、温水循環の施設などを見て状況を共有した。町環境防災連携推進室は取材に「木質バイオマス利用の推進は、行政組織だけで担うのは難しい。行政、民間の壁を取り払って燃料製造、供給といった須高地域における森林エネルギー事業体を構成することも必要になってくるのでは」。
 また勉強会に参加した高山村総務課企画政策係の担当者は「バイオマスエネルギーの活用については、村でも進めていかなければならない施策の一つ」と話していた。
 勉強会の前半では、東大名誉教授の鮫島正浩さんが講演。「木質バイオマス利用の拡大は、二酸化炭素の排出抑制や地域経済の活性化につながる」といった期待を示した。
 町提供の資料によると、須高の森林(山林)面積は小布施町261ha(この他、高山村に70haの町有林)、須坂市10,195ha、高山村8,377ha。

 

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