須坂新聞WEBサイト 【東中】総合的な学習「アズマデー」で米子瀑布群を歩く
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【東中】総合的な学習「アズマデー」で米子瀑布群を歩く(2024.06.29)

 市立東中学校(133人)で24日、総合的な学習「アズマデー」の授業があり、「地域学習」に取り組む2、3年生(16人)が地域の観光名所、国指定名勝の米子瀑布群を歩いた。

 市生涯学習推進員の宮下芳一さん(74、塩野町)が滝へと続く山道を歩きながら生徒に大自然の成り立ちと歴史を語った。
 生徒は9時過ぎに登山口を出発。山道を約30分歩き、権現滝と不動滝を望む見晴らしの良い高台に到着した。宮下さんは、白い霧に覆われた四阿山を指差しながら「二つの滝の上は直径3kmのカルデラがあり、雨水がたまっている。そこから滝の水が流れ落ちている。噴火の火砕流は東中学校の東側まで流れた」と解説した。
 話の終盤になると、霧が晴れ、四阿山と根子岳の稜線が姿を現した。「うわー、映画みたい」「シャッターチャンス。写真撮ろう」と歓声が沸いた。
 米子鉱山跡地の台地では、宮下さんが「ここに1,500人が暮らしていた。学校もあった。索道(ロープウエー)は須坂駅まで架けられていた」と説明。生徒は「信じられない。市内には何も残っていないから」と驚いた様子でメモを取った。
 滝の近くにある米子不動尊奥之院では、奈良時代から信仰の場所であり続けていることを学び、静かに話に耳を傾けた。
 轟音をたて流れる滝を間近に天然のシャワーも浴び、約3時間の学習を終えた。
 3年の春原楽夢(りずむ)さんは「来たのは保育園の時以来。山も滝もはっきり見えてよかった。地元にこういうところがあることがうれしい」。
 米子の歴史を調べてきたという2年の小穴耕平さんは「二つの滝の源流が根子岳、四阿山ということや、行基が1,200年も前にここに分け入ったこともびっくりした」と目を輝かせた。
 宮下さんは「米子の名所は今誕生したわけではなく、何千年も前から時間を引き継いでいることを授業を通して感じてもらえたらうれしい。最高の景色も見られて大満足です」と朗らかに話した。

 

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