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林映心さんがスラックラインW杯初優勝(2025.07.26)

 小布施町雁田の長野日大高校3年林映心(えいしん)さん(17)が、6日にドイツ・シュツットガルトで開かれたスラックラインの技を競うワールドカップ(W杯)で初優勝を飾った。

 17日、町役場を訪れ、大宮透町長に優勝を報告。9月に町内で開かれるW杯に向け、「目標は優勝。小布施を背負って大会を盛り上げたい」と誓った。
 林さんは6、7月に欧米で開かれた四つの国際大会に挑んだ。世界のトップ選手約30人が出場したW杯を制したほか、昨年に続いてナチュラルゲームズ(フランス・ミヨー)を制覇。別のW杯(ドイツ・ミュンヘン)でも2位に入った。ゴープロマウンテンゲームズ(米国・ベイル)は4位だった。
 林さんの持ち味は、攻めの姿勢から繰り出すダイナミックな技。昨年の課題を踏まえ、試合で使える技を増やしたり、体力をつけるために練習時間を増やしたりしてレベルアップを図ったという。
 今回出場したW杯などの国際大会では、難度の高い技を織り交ぜながら「コンボ」(連続技)を決めた。特に世界でも数人しかできないという大技「トリプルフロントフリップ」(尻で跳ねて空中で縦に3回転して尻で着地)の成功率が高かったとし、勝因に挙げた。
 9月14日に小布施総合公園で開かれるW杯には、日本・米国・ブラジル・チリ・スペイン・アルゼンチン・フランス・ドイツ・チェコの計9カ国から16人が出場する。林さんは国内プロリーグ(全3戦)で安定した戦いを見せ、日本代表(5人)の一人に選ばれた。須高勢では唯一の出場となる。
 大宮町長は、世界の大舞台での活躍を祝福し、「まだまだ成長すると思う。地元開催のW杯でも優勝を目指して頑張ってほしい」と激励した。
 地元開催のW杯は、小学生時代に出場した2017年と19年に続いて3回目。林さんは頂点を目指し、「プレッシャーや緊張に負けず、地元の期待に応えられるよう全力を出し切りたい」と意気込んでいる。

 

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