
市内の高校生4人が参加。赤ちゃんを抱っこしたり、おもちゃで遊んだりして親子と触れ合った。
生徒は所長の横山亮子さんから、生まれてから1歳までの赤ちゃんの成長について話を聞いた後、約10組の親子と自由に交流を楽しんだ。
生後9カ月の赤ちゃんを抱っこした生徒は「意外と重い」と驚いた様子。赤ちゃんが泣き出し慌てて母親にあやしてもらう場面もあった。
「首が座ったのはいつですか」「熱中症など気をつけていることはありますか?」など母親に積極的に質問をしていた。
生後9カ月と3歳の子どもを連れて遊びに来ていた堀怜さん(29)は「高校生で赤ちゃんを抱っこできる機会は貴重だと思う。うちの子どもたちもフレッシュな高校生に遊んでもらえてよかった」と話した。
須坂高校3年の市村薫子さんは「子どもが好きで、子どものことを知りたいと思って参加した。手がむちむちでかわいい。幸せの塊。絶対、子どもは欲しい」と目を輝かせた。
横山所長は「少子化で、なかなか赤ちゃんを見る機会がない。育児を間近に見て、自分も親から大切に育てられたんだよと感じてほしい。体験を通じて、子育てに対する将来の見通しを立ててもらえたらうれしい」と話していた。
6日まで3日間開かれ、市内外の高校生14人が参加した。次回は来年3月の予定。