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小布施町で6年ぶりスラックラインW杯(2025.09.20)

 スラックラインの技を競うワールドカップ(W杯)が14日、小布施町大島の小布施総合公園であった。

6年ぶりの開催で、日本、欧米、南米の計9カ国から16人が集結。伸縮性のある幅5cmのライン上を跳びはねながら華麗な技を繰り出し、約3,0000人(主催者発表)の観客を魅了した。唯一の地元選手として挑んだ長野日大高校3年の林映心(えいしん)選手(18、小布施町雁田)が準優勝した。      
 世界屈指の選手たちがトーナメント戦で争った。1人の持ち時間は90秒。尻や胸、背中で跳ねながら、前や後ろに宙返りしたり、体をひねったりする妙技を披露した。
 観客は、空中で自由自在に体を操る選手たちのパフォーマンスに釘付け。手拍子をして後押しし、大技や連続技が決まると大盛り上がりだった。日本勢が表彰台を独占した。
 優勝は、決勝で林選手と僅差の勝負を繰り広げた中学3年の中村拓志選手(14、栃木県)。安定感のある演技が光った。「パーフェクトな演技ができた」と喜んだ。
 惜敗した林選手は「決勝は気合が入りすぎて失敗が目立った」。それでも最後は地元の声援や、仲間の期待に応えて高難度の連続技を成功させた。「これまで海外の大会では決められなかったコンボ(連続技)なので最高にうれしい」と笑顔を見せた。
 初めて競技を観戦した保科幸恵さん(中野市)は「迫力がすごい。信じられないですね」。息子で小学3年の登希さんは、会場でスラックラインを体験し「バランスを取って歩けると楽しい」と話していた。
 大会は2017、19年に続いて3回目。一般社団法人スラックライン推進機構(小布施町雁田)などでつくる実行委員会が主催、グーライト(須坂市北横町)が共催した。
 閉会式で、同推進機構代表の林映寿実行委員長は「スラックラインはまだまだマイナースポーツだが、男女を問わずみんなが楽しめるスポーツにしていきたい。気持ちと行動を伴いながら一歩一歩進んでいく」と述べた。

 

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