須坂新聞WEBサイト 小布施子ども教室が5泊6日の通学合宿
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今日は何の日
10月15日(水)
●グレゴリオ暦制定記念日
1582(天正10)年、ローマ教皇グレゴリオ13世が、それまでのユリウス暦に代わってグレゴリオ暦を制定。現在わたしたちが使っているものです。「ユリウス暦」では1年を365.25日、「グレゴリオ暦」では1年が365.2425日となっており、約3300年に1日の誤差。日本は1872(明治5)年12月3日(新暦1873年1月1日)に東洋の独立国ではじめて採用・実施し、現在では世界中のほとんどの国がグレゴリオ暦を公式の暦法として採用している。
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小布施子ども教室が5泊6日の通学合宿(2025.10.04)

 小布施町の子どもたちが合宿しながら学校に通う「通学合宿」が9月21日から5泊6日の日程で行われた。

 子どもを一定期間家庭から離し、地域で見守る取り組み。小布施子ども教室の活動コースに登録している栗ガ丘小の4〜6年生16人が参加した。拠点の上松川コミュニティーセンターに携帯電話やゲーム機を持ち込まず、テレビも無い環境で共同生活を送った。
 日頃の家庭生活に感謝するため、朝夕の食事を自分たちで作った。毎晩9時半の消灯前に、子どもたちがその日の出来事を話し合う時間も設けた。
 2日目の夕食はしょうが焼き、キャベツの千切り、かぼちゃの煮物、わかめスープなど。手分けして野菜や肉を調理し、子ども教室に協力しているボランティア、社会教育委員、通学合宿のOB・OGら見守り役と食事を共にした。
 6年生の松澤彩佳さんは3回目の参加。「初めて参加したときは何をするか分からず上級生頼りで、指示がないと動けなかった。今回は下級生に教える立場になり自分で考えて動けた」と話した。
 見守り役の岩井明美さん(53)は「積極的に関わろうとしてくれるが手つきがおぼつかないので、包丁を持つ機会が少ないのかなと思う。家に帰っても身に付けたことを実践してほしい」と話した。
 町教委は「非日常的な空間の中で、自主性や協調性を身に付ける機会になったと思う」としている。

 

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