
各地区予選会1位同士が戦う「MARINの部」に出場。中学生ルールよりもネットが高く、ボールのサイズも大きい高校・一般ルールの下、48チームが予選リーグ(16ブロック)と順位別トーナメントで戦った。
夢王は、予選リーグで志翔club(滋賀)とVERTEX—VC(長崎)をいずれも2—0のストレートで下し、決勝トーナメント(T)に進出。決勝Tも1回戦の相武台チェリッシュクラブ(神奈川)、準々決勝の宮城クラブ(宮城)をストレートで破ったが、準決勝で若鮎新宮クラブ(兵庫)に0—2で敗れた。決勝で京都Kaiser(京都)に勝った若鮎新宮Cが優勝した。
北村博幸監督 「中学生ルールと違い、アタックが決めづらく我慢する時間が多く、さらに試合進行上、コンディションづくりが難しい状況だったが、選手たちが自らアジャストし成長していく姿が試合を追うごとに見てとれた。全中での経験もあり勝負どころで果敢に攻め、難敵を乗り越えていった」
宮川心花(このか)主将 「日本一が取れず悔いの残る試合になってしまったが、長野県代表として全国に感謝のバレーを見せることはできたと思う。この悔しさを忘れずにこれからはそれぞれの場所で感謝のバレーができるように精進していきたい」
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一方、男子でMARINの部に出場した小布施クラブは、予選リーグで嬉野ホットスプリングスV・B・C(佐賀)を2—0で下したが、八条クラブ(京都)に1—2で惜敗し、2位トーナメントに回った。2位Tでは、山梨ユナイテッド(山梨)に2—0、SATAKE VBC(茨城)に2—1で勝利した。