圡井さんは1日、須坂市を表敬訪問し「優勝目指して頑張りたい」と決意を語った。
圡井さんは旭ケ丘小学校2年生の時に、プロチームの信州ブレイブウォリアーズの選手が学校でバスケットボールを教えたことをきっかけに選手に憧れ、3年生からバスケットボールを始めた。以来、中学、高校と練習を続け、高3の時に千曲市を拠点に活動するCHIKUMA NEW HOPESに所属。
令和4年に栃木国体出場。同5年には同予選会で優勝、鹿児島国体で準優勝した。実績が買われ、同6年は日本代表チームの選手に抜てきされた。だが同年は世界大会が開催されなかった。
今回の予選会決勝戦は愛知選抜と対戦。圡井さんの活躍もあり、68対65で逆転勝利を収めた。
圡井さんのポジションはシューティングガード。得点力が高く、外からのスリーポイントシュートが得意。愛知選抜戦では、スリーポイントなど25得点をあげ、逆転勝利に貢献した。
圡井さんは「仲間を信じ、練習した成果を発揮し、全力で悔いなく戦い、優勝を目指したい」と決意表明。
同席した父恵生(めぐむ)さん、母さやかさんは「須坂市でバスケットボールをしている子どもたちに勇気や希望を与えられる選手になってほしい」と期待していた。
三木正夫市長は「全国大会出場は素晴らしい。ご両親、おめでとう。県代表として誇りと自信を持ってベストを尽くしてください」と励ました。
