須坂市に拠点を置く長野GaRons(ガロンズ)は加戸隆司新監督の下、東地区で上位を目指す。開幕2連戦は、ホームの市民体育館でTM東京スパークルと戦う。
「雰囲気良くプレーできれば爆発力があるチーム。うまく先導していきたい」。加戸監督はそう語る。
高校や大学で監督を歴任するなど指導経験は豊富だ。今年3月まで2年間は、山梨学院大で指揮を執った。男子日本代表でデータを収集・分析し、チームの戦術や戦略を支える「アナリスト」を務めた経歴も持ち、自身の強みとする。
長野GRは新リーグに移行した昨季、東地区(8チーム)で6位。前監督の篠崎寛氏の退任に伴い、新監督に加戸氏を迎えた。インドアとビーチで五輪に出場した須坂市屋部町出身の高橋(鬼頭)有紀子氏らも新たにチームを支える。
加戸監督は「相手が楽になるようなプレーはしてほしくない。自分たちがミスをしても相手のストレスが蓄積していく状況をつくりたい」と考える。選手と意思疎通を図りながら、新たなスタイルを確立中だ。
