本戦出場の残り2枠をかけて戦う。新津さんは2022北京パラ出場を逃した雪辱を口にし、「何が何でも勝ち取りたい。たくさんの応援に結果で恩返ししたい」と本紙取材に語った。
9月にカザフスタン・アスタナで行われた世界選手権Bプールで準優勝し、最終予選の出場権を獲得した。出場国は世界ランキング順にスロバキア、韓国、ノルウェー、日本、スウェーデン、カザフスタンの6カ国。
新津さんは日本代表チームの副キャプテンを務める。若手とベテランが融合したチーム構成で、「スピード感と安定した守りや戦術のバランスを保っている」と自己分析する。
日本チームは10月初旬から中旬にドイツとノルウェーに遠征。本戦出場を決めているドイツに2戦2勝、ノルウェーとの3戦で1勝2敗の戦績を収め、手応えを得て帰国した。
勢いに乗って、長野冬季パラから7度目の出場を目指す。