。平昌以来2大会ぶり。新津選手は「夢を見ているよう。たくさんのことを犠牲にし、たくさんの方に支えてもらった。感謝しかない」と喜びを語った。
最終予選は6カ国の総当たり。初戦で韓国に負けた日本は後がない状況に。「まだ大丈夫」と口にしつつも、チームには重い空気が漂ったという。
2試合目のスロバキア戦では先制点を取ったが、3ピリオドで逆転を許す。パラへの望みが揺らぐ中、日本はあきらめない精神力で試合終了1分5秒前で同点に追い付き、残り53秒で逆転。3―2で激戦を制した。
カザフスタンには4―0、スウェーデンには3―0で完封勝利。ノルウェーに8―2で大勝した。
冬季パラの代表メンバー発表はまだ先だが、新津選手は「もし選ばれたら、夢の大舞台で金メダルを目指し、世界中を感動させたい」と意欲を見せた。