須坂新聞WEBサイト 【相森中】県ロボコンで優勝
須坂新聞
今日は何の日
12月12日(金)
●漢字の日
日本漢字能力検定協会(漢検)が1995(平成7)年に制定。「いい(1)じ(2)いち(1)じ(2)」(いい字1字)の語呂合わせ。毎年、その年の世相を象徴する「今年を表現する漢字」を全国から募集し、この日に京都の清水寺で発表されます。
求人情報
須高管内の求人情報
長野労働局や須坂市産業連携開発課の情報はこちらから
フォトサービス
新聞DVD
須坂新聞
ニュースヘッドライン
【相森中】県ロボコンで優勝(2025.12.06)

 11月8日に千曲市で開かれた「第24回長野県中学生ロボットコンテスト大会2025」で、相森中学校技術部(34人)の「相森帝国」チームが優勝を果たした。

同校からは4チーム(19人)が出場し、「Fuji孔雀」チームがロボット大賞、「匿名きのこ」チームはアイデア賞を受賞した。10月の「善光寺平ロボコン」でも「相森帝国」チームは優勝とロボット大賞に輝き、「次の大会も取りたいと前向きな気持ちになった」と自信を深めた中での快挙となった。
 大会には26校、64チームが出場。競技は2分の制限時間内にロボット2台(操縦型と自律型)を動かし、相手の攻撃を阻止しながら、6cm角の立方体の箱をどれだけ高く積めるかを競った。
 「相森帝国」チームは部長の青木陸空さん(3年)、副部長の大日方眞人さん(3年)、田子将基さん(2年)、佐藤晴道(1年)、安藤瑞希さん(1年)の5人のチーム。
 操縦型ロボットは青木さん、プログラミングを組み込んだ自律型ロボットは大日方さんが中心となり製作。夏休み前から、過去の大会の動画を参考にしながら仕上げた。操縦型は輪ゴムの力を利用した扉の開閉や、一度に多くつかめるように大きさを工夫するなど改良を重ねた。本番を想定して動きの練習も繰り返したという。
 決勝戦では、相手校にリードを許す中で、操縦者の青木さんが集中力を保ち、相手を1段上回る8段を積み上げた。「仲間の応援でいつも通り落ち着いて操作できた。2年生の時は予選敗退で悔しい思いをした。結果を残せて涙が出そうなくらいうれしかった」と振り返った。
 ロボット大賞に輝いた「Fuji孔雀」チームはベルトコンベア式を採用した唯一無二のデザインが評価された。ロボットの製作に携わった草彅塁さん(3年)と藤沢鈴生さん(3年)は「ベルトコンベアで箱を積み上げる仕組みは他にはなかった。われながら面白いと思う」と胸を張る。
 顧問の武藤風雪教諭は「生徒が自らアイデアを出し、やり遂げたことが誇らしい。本来のクラブ活動を見せてもらい、関心しました」とたたえた。

 

TOPへもどる