今春から利用が始まっている山田牧場を一周するトレッキングコースの整備について山㟢隆広産業振興課長は「当初の計画に沿った施設整備ができたと考える」と答えた。沖島祥介議員が質問した。
トレッキングコース設置は内山信行前村長が公約に掲げた「にぎわいの場構想」の一環。昨年度に休憩所とコースを整備し、今春から供用を始めた。
沖島議員は「案内が足りない。分かりやすい案内板が必要。5,000万円の予算をかけたにぎわいの場構想だ。冬以外も観光客を呼べるよう整備してほしい」などと要望した。勝山正弘議員も「案内板や地図がない。多額な費用で設置したのだから除幕式などのイベントも必要だったのでは」などと指摘した。
村は来春の利用開始までにコースの全体像がわかる案内図と、順路を明示する標識柱をコース内に22カ所設置するとした。
山㟢課長は「利用者が分かりやすい案内の整備に努める」と述べた。