境内はだるまや熊手などの縁起物を買い求める人でにぎわった。町内を巡行するお練りや稚児行列、伝統の火渡りの神事で町の発展や商売繁盛、無病息災、五穀豊穣などを祈願した。
だるま市で緑色のだるまを買った小布施町中条の土屋孝史さん(39)、桃代さん(38)夫妻は「1歳の息子(陽仁ちゃん)の健やかな成長を願って選んだ。息子の好きな色なんです」。長野市の70代夫婦は、健康と世界平和を願った。
安市最大の呼び物・火渡りは千駄焚き護摩行に続く荒行。燃え盛った後の炭の上を、行者に続いて町、商工会関係者らがはだしで渡った。一般参拝者も飛び入り参加。信州プロレス所属の千石キヨシショウさん(47)は「健康で県内77市町村を回りたい。足元から神の力を感じた」と話していた。