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昨年の須高地区救急車出動は最多タイの3,677件(2026.01.31)

 昨年1年間の須高地区における救急車の出動は3677件で、過去最多だった前年と全く同数を記録、1日平均10.05件に上り、2年連続して10件を超えたことが、須坂市消防本部への取材で分かった。

 また、出動要請には緊急性の低い事案が後を絶たないことから、同本部では適正な利用を呼び掛けている。
 現在同本部が所有する救急車は5台。須坂市消防署に2台、小布施分署と高山分署に1台ずつを常備、予備1台が須坂市消防署にあり、救急救命士は32人(うち女性3人)いる。
 同本部警防課によれば、市町村別の出動は▽須坂市=2781件(前年比53件増)▽小布施町=557件(39件減)▽高山村=335件(13件減)▽その他(高速道路など)=4件。須坂市は前年に記録した過去最多出動(2728件)を大幅に更新した。
 月別で最多は12月の352件、次いで1月の341件と冬場に多かった。
 日別で最多は11月17日の22件で、過去最多(21件)を更新した。次いで2月13日の20件。前年から「1日20件超え」が散見されるようになった。
 救急車の出動増加は全国的な傾向を示しており、警防課では「高齢化の進展で高齢者の搬送が年々増えていること、夏場の異常な暑さで体調不良を訴えた人が多かったことなどが考えられる」と分析。
 その一方、県内各消防機関の統計では増加率の鈍化や減少に転じている地域もあり、この点について、警防課では「救急車を呼ぶかどうか迷った場合の電話相談窓口として、県救急安心センター(#7119)と県小児救急電話相談(#8000)の利用が増加している。その相談結果として出動要請をしないケースが増えているのではないか」と推測している。
 また、緊急性の低い(入院する必要のない)案件や軽症者の搬送が相変わらず目立ち、昨年1年間の搬送者3,569人中1421人(39.8%)に上ったことから、警防課では「救急車の台数には限りがあり、本当に必要な人のため、適正な利用をお願いします」と呼び掛けている。

 

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