体重は86gから1500gになり順調に成長している。巣では父親タラ(13歳)と母親ズーコ(12歳)がひなのそばに寄り添う。親鳥にとって6年ぶりの子育てだ。飼育員の佐藤来美さん(21)は「環境が合わないなど繁殖が難しかったので、無事に生まれてきてくれてうれしい」と喜んだ。同園が飼育しているフンボルトペンギンは14羽になった。
昨年12月14日に産卵があり、41日間、卵を温めふ化した。佐藤さんは「生まれた時は小さくて首も細くて折れてしまいそうだった」と思い返す。ひなは親鳥が口に運ぶ餌をよく食べ、小さな歩幅でよちよち歩くかわいらしい姿も見せているという。
生後2~3カ月で巣の外に出られるといい、ひなに会えるのは4月ごろの予定。「(兄の)タラコと仲良く育ってほしい。健康で元気にいっぱい食べて自由に伸び伸びと大きくなってほしい」と成長を願った。