益満崇博子ども課長は放課後児童クラブの民間委託について専門的なノウハウの活用で、柔軟かつ効率的な運営が期待できるとし、「スタッフの確保や育成、サービスの質の向上が可能と考える」と答弁した。中村雅代議員の質問に答えた。
現在、児童クラブの利用登録児童は196人。1日平均85人程度が利用し、15人ほどのスタッフ(児童クラブ補助員)がシフトを組み、8人ほどで対応する。長期休み中は100~120人の児童が利用し、活動場所の教室は手狭状態になる。スタッフは5人ずつ2交代で対応するが、人手不足が生じており、教育委員会職員が交代で支援している。利用料は月3000円。委託後も変更の予定はないという。
町は昨年7月、民間委託に関する保護者アンケートを実施。現スタッフの継続を求める声や、利用料引き上げへの不安などが寄せられていた。
10月からの実施に向けて今後、公募型プロポーザル方式で民間事業者を選定する考え。新年度一般会計当初予算に委託料1120万円を計上した。
寺島弘樹議員は社会教育系施設の民間運営などについて質問。宮川伸幸企画財政課長は、おぶせミュージアムや高井鴻山記念館、北斎ホールなどの公共施設は今後、老朽化による施設修繕が避けられないとし、「民間の資金、経営能力、技術的能力などを活用する必要性を認識している。情報収集に努め、指定管理、PFIなどについて判断していく」と述べた。
小倉繭議員は千曲川両岸で多発しているニホンジカによる若芽・樹皮の食害への対応を質問。宮崎貴司産業振興課長は、現在、監視カメラやくくりわなを数箇所に設置しているがマンパワーにも限りがあるとし、「今後、農家の皆さんに協力いただき、見回りなどを担ってもらうことで、くくりわなの設置箇所を増やせないか調整している」と答弁した。町によると須高猟友会小布施支部の会員は8人。現在、監視カメラは2台、くくりわなは4箇所に設置している。
おぶせフラワーセンターの今後について関良幸議員が質問した。直売金額の増加対策について宮崎課長は「(議員提案の)花苗の特売日設定や、農家の協力を得ながらの果物・野菜の直売所併設はいいアイデア。検討を進めたい」とした。
町は現在、指定管理者制度により12施設を民間事業者などに委託している。